伝説の名馬
「伝説の名馬」というと、国内外問わず、かなりの数の「名馬」の名前が挙がることと思います。
しかし、やはり歴史に勝る欧米の名馬となると、枚挙にいとまがありません。
特に、競馬発祥の地であるイギリスでは、非常に多くの「伝説の名馬」を輩出してきました。
近年もそうした名馬が誕生していましたが、そう聞くとおそらくみなさんの頭の中にも「あの馬」の名前が思い浮かぶのではないでしょうか。
「あの馬」とは、もちろんラムタラのことです。
ノーザンダンサー系のニジンスキー直仔の名馬ラムタラは、デビュー戦を勝ち、その後半年以上の休みを経ていきなりエプソムダービーに出走し、これを優勝。
その後、3歳3戦目のキャリアにして初の古馬対戦となったキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスを快勝し、世界中を驚嘆の渦に巻き込みました。
そして、4戦目は「競馬世界最高峰」の凱旋門賞に挑戦し、これも優勝を決め、「ヨーロッパ三冠」を無敗で制するという、前人未到にして空前絶後の大記録を樹立し、そのまま引退・種牡馬入りを果たしたのです。
このラムタラとコンビを組んだのが、世界的名手のランフランコ・デットーリ騎手でした。
デットーリ騎手は、日本でもGI勝利があります。
もちろんあのジャパンカップです。
伏兵のシングスピールに乗り、日本の4歳(現在でいう3歳)牝馬・ファビラスラフインと直線でビッシリ叩きあい、見事に優勝を飾ったのです。
その後もジャパンカップで2勝をあげ、外国人ジョッキーでありながら「ジャパンカップ最多勝ジョッキー」としてその名を強く印象づけています。
特に、2002年には、前日のジャパンカップダートも制し、2日連続してGIを勝った史上初の快挙を樹立しました。
2005年のアルカセットでの優勝は、不滅のレコードであったホーリックスのタイムをコンマ1秒上回る2分22秒1の世界レコードで優勝を果たしています。
デットーリの名前を知らない人は、是非覚えておいてください。