記念すべき初勝利!
国際招待レースともなるジャパンカップで、日本勢が活躍できない中、記念すべき初勝利を掴んでくれたのがカツラギエースです。最強の外国馬だけでなく、当時3冠を成し遂げていたミスターシービーや最強馬シンボリルドルフを差し置いて、圧倒的な逃走劇の末に勝利したのでした。
しかも当時、10番人気という低人気ながらに東京競馬場の長いストレートを逃げるスピードスター振りを見せてくれました。このジャパンカップでは、3冠を成し遂げた2頭の有力馬に期待される中、カツラギエースの活躍はまさに大番狂わせの波乱レースとなりました。
同馬は3コーナーに差し掛かる直前で後続の馬を引き離し、一度は後続が迫ってきて緊迫のレース展開となりますが、長いストレートを粘り勝って見事に人気薄でのジャパンカップ勝利を掴み取りました。
カツラギエースはクラシックレースにおいても、同期のライバルであるミスターシービーに敗れ去っており、この3冠馬不在となった宝塚記念では完全にまぐれという見方が強かったと言えます。そして臨んだジャパンカップでは、このフロック評価を引きずったまま10番人気となってしまいます。
しかし、結果はライバルとのリベンジを果たしながらジャパンカップ制覇という快挙、他の3冠馬にも敗北の2文字を味あわせるという人気薄の活躍には、場内のファンも言葉が出なかったでしょう。
同馬には、東京競馬場のロングストレートを逃げ切ったとして最強馬の称号が付与され、最強馬としての地位を確固たるものにします。
奇跡の瞬間【カツラギエース】